絶望モラトリアム

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打ち切り感想 メルヘン王子グリム

『メルヘン王子グリム』は、渡邉築によるギャグ漫画。『週刊少年ジャンプ』2011年12号から同年30号まで連載された。全18話。

あらすじ
ある日突然、メルヘン王国からメルヘン王子であるグリムがやってきた。彼は少年・磯部にメルヘン王子になってもらいたいようだが・・・。

引用元:Wikipedia


メルヘン王子グリム 1 (ジャンプコミックス)メルヘン王子グリム 1 (ジャンプコミックス)
(2011/07/04)
渡邉 築

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「ギャグ漫画と言えど、画は大事」

2010年19号・2010年41号に読切として掲載されたメルヘン王子グリム。
当時の評価は決して低く無く、むしろギャグ漫画として高評価であったように記憶しています。
しかし、連載となるとギャグの質の低下による漫画自体のエネルギー不足もあり、18話にして打ち切り
ギャグ漫画は、質を保つのが特に難しく、精神的な負担もかなり大きくなるという事ですが、それを加味しても明らかに連載になってギャグの質が落ちてしまった気がします。

これは、連載に向けて設定を練り直した(恋愛要素・メルヘン化など)ことも起因していると思いますが、
特に恋愛要素が完全に蛇足であったように感じます。
最終話など特に顕著なんですが、白雪が出ているシーンはギャグ漫画としての体裁を殆ど保ててないんですよね。
ちょくちょく挟まっていた恋愛パートですが、読切程度なら対して気にもなりませんが連載となるとやはり蛇足であったように感じます。
せめて白雪のいそっぺに対する気持ちはもっとあやふやにしておくべきだったかなぁっと。
ある程度恋愛要素も物語の根幹に関わってくる設定でありながら、最初から両想いというのも少し興ざめ。

さらには、恋愛要素が重要でありながらヒロインがあまり可愛くないというのもネック。
というか基本的な画力不足で見にくいんですよね、いぬまるだしなんかは上手い画とはいえないかもしれませんが、小奇麗でキャッチーな画ですしね。
ボーボボなんかは読みにくかったですが、あちらは勢いだけで笑わせてましたからね(良い意味で)。
また、この漫画で一番可愛かったのはイソッペママであることは周知の事実であることと思います。
母親をあれだけ魅力的に描けるのに、肝心のヒロインが何故かツンデレの出来そこないみたいになってしまったのが残念です。


総評
現在32歳、ギャグ漫画家としての才能が枯渇するかどうか割と瀬戸際な渡邊築先生。
ジャンプデビューも30歳と遅咲きですし、次回作が本誌に掲載されるかは微妙なところ。
ただ、読切としての質は高かったので、基本的な画力の向上、及びきちんとした設定さえあればまだまだ可能性はありそうです。
大丈夫、大石先生だって「メゾン・ド・ペンギン」からあれだけ進化したのだから。。

メゾン・ド・ペンギン 1 (ジャンプコミックス)メゾン・ド・ペンギン 1 (ジャンプコミックス)
(2006/08/04)
大石 浩二

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