絶望モラトリアム

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打ち切り感想 奇怪噺 花咲一休

『奇怪噺 花咲一休』(きかいばなし はなさかいっきゅう)は、原作:小宮山健太、作画:河田悠冶による日本の漫画作品。
『赤マルジャンプ』(集英社)2010年WINTER号に掲載された後、『週刊少年ジャンプ』(集英社)2010年34号に金未来杯の出品作として『奇怪とんち噺 花咲一休』のタイトルで読切版が掲載される。金未来杯での受賞が決定した後、『奇怪噺 花咲一休』に改題して同誌にて2011年23号から同年38号まで連載された。話数単位は「第○噺(わ)」。

あらすじ
昔々、ある寺に頓知が得意な一人の僧がいた。彼の名は一休。彼は頓知問答が好きな化物カルマと共に、苦難にあえぐ全ての人を救うため、「願印」を探す旅に出る。

引用元:Wikipedia


奇怪噺 花咲一休 1 (ジャンプコミックス)奇怪噺 花咲一休 1 (ジャンプコミックス)
(2011/09/02)
河田 悠冶

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「原作と作画のミスマッチ作品」

全15話、赤マルジャンプ、金未来杯の頃から言われていた「連載になったら頓知の質が落ちるのでは?」という大方の予想を見事に的中させてしまう作品となった。
まず、原作であるが、連載が進むにつれ頓知の質が落ちてしまったことは否めない。
特に原因となるのが天狗の「幸」の登場にあったと思われる。
それまでは、武力の無い一休があの手この手(頓知)で解決していたようなことも、彼女の登場で殆どが武力で解決してしまった。
少年ジャンプに連載をする以上、バトル化するのは仕方のない事ではあるが、主人公の能力が「頓知」である以上、彼女の武力は邪魔にしかならない。
この、バトル特有の爽快感をフォローするのは作画の役目であるが、残念ながら河田悠冶氏にその力は無かった。
というより、原作の題材と絵柄があっていなかったように感じてしまう。
頓知の質は多少落ちたものの、「目の付け所が違う」等個人的にはセンスのある台詞が光っていたように感じる。
しかし、頓知で押す以上どうしても絵が地味になってしまうという弱点を抱えることになるが、これを克服する為には「絵のハッタリ」である。
HUNTER×HUNTER等が分かりやすい例であるが、富樫先生はしばしば別コマの拡大コピーを使うという、
プロとしてどうかと思う手法を使われることがあるが、実際あれは効果的に使われていると言わざるを得ない。
そういう意味では、河田先生の絵はスッキリしていて癖のない、キャッチーな絵であったと思うが、逆にそれが漫画内でマイナスに働いてしまっていた。
単純なバトル漫画であれば特に問題は無かった絵も、地味になりがちな題材では、多少下手でもより勢いのある画で押した方が良かっただろう。
「DEATH NOTE」や「魔人探偵脳噛ネウロ」などがその好例であると思う。

総評
原作・作画共に才能は感じる作品ではあったが、少年ジャンプで連載するには色々と足りないものが多すぎた。
今後、二人で作品を作り上げていくのかは分かりませんが、二人の才能が化学反応を起こした作品を読んでみたいものです。
今作品は二人で仕上げたものとは思えないほど「薄い」作品になってしまいましたから。

とんとん一休さん 58253 <34730>とんとん一休さん 58253 <34730>
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クロシオ

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